これまでの歩み
アースチャイルド代表の母 根田和歌子
昭和23年2月29日 秋田で宿を営んでいた母の元に生まれる。
父は出生時から存在を聞かされていない。姉一人の二人姉妹。
幼少期から勤勉で真面目な性格の姉ではなく
宿の仕事は妹であるお母さんにだけ叩き込まれていたそうです。
ところがお母さんが中学2年の時、お母さんの母が他界してしまい
親戚の家に引き取られる事に。
姉は高校卒業と共に親戚の勧める許嫁(いいなずけ)と結婚して家を出ましたが
家庭内暴力に苦しんでいたそうです。
同じ人生を歩むのが怖くなり高校卒業目前でカバンひとつ持って単身上京。
上京後は様々な仕事を経験している中、私を妊娠しましたが
事情があり選択的シングルマザーの道を選び、大検を取得、保育士の資格も取得。
最初は代官山のマンションの一室で小さな託児所をスタートさせました。
そして
1975年、東京都渋谷区東(恵比寿駅徒歩5分)に『サン・ベビールーム』開園
民間で都心に障害児の受け入れも行う24時間保育園を開設したのは
おそらく史上初めてのことかと思います。
当時、育児雑誌やメディアなどの取材を受けることもありました。
場所柄、外国人も多数受け入れており、異年齢、障害児を含めた環境の中で
私自身、偏見が無く育ち若いうちから保育の経験を積んでいくことができました。
そして、母の理念を受け継ぎ、
1999年『サンキッズ』開園
2003年『希保育』開設
2010年『芽生保育』開設
2014年『24保育』開設
2016年『EARTH CHILD』開設
『合同会社アースチャイルド』設立
『一般社団法人アースチャイルド』設立
母の理念のもとに更に保育の質を向上させていくことに力を入れていました。
当時からLGBTへの差別、偏見を無くすため、当事者との交流を深める取り組みをはじめ、
男らしさ、女らしさという概念を無くすため、写真撮影会では子供たち自身に衣装を選ばせたり
プールでは自分の着たい水着を選ばせて、いつもみんなで褒めることにより
自己肯定感を高める取り組みを行ってきました。
近年、ジェンダーレス社会という言葉が出始めましたが植え付けの教育よりも先に
小さなうちの根源からジェンダーレス精神を育むことが大切だと考えます。
子供達には一般的な保育園では出来なかったことを経験させたり
徹底して親御さんの負担を軽減することに特化し、24時間保育、
園内での着替えや寝具などの無償提供により普段の持ち物は連絡帳のみ、
安心してお子様を預けられる環境づくりを重視してきました。
深夜までLINEやメール等で育児相談もお受けすることも多々あります。
そういった観点から自由度の高いニーズのある私立の保育園を選ぶ方が沢山居ました。
ところが、2001年10月より認可外保育施設指導監督基準 の適用が開始され、
それまで公立、私立、で区別していた保育園のイメージが変わり
保護者が夜職の方や経済的な問題などがある方など
自由に保育園を選ぶことが出来なくなっています。
保育園の中でも無認可は許可無く開園していると誤解される方も多いですが
私立でも認可外でも一定の基準を満たさないと開園することはできません。
国では毎年(自治体では月に数回)かなり細かい調査が入り
指導の下で適正に運営しています。
それでもいわゆる認可園では対応しきれないニーズのある園を自由に選べないことは
子供の教育の低下にもつながります。
今後は保育園運営事業での知識を生かし、年齢を問わず全ての人と人を繋げ、
新たな知識や考え方に触れる機会を提供するサービスを展開していきたいと考えています。
Twitterでは福祉事業への想いや活動記録、子供のうちから伝えていきたい事などを呟きます。
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