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魔の2歳児?!

2月2日。2、と言うことからこのテーマにしてみました。
自分が子供の頃には無かった言葉ですが最近よく耳にする言葉です。

魔の2歳児。

魔?本当にそうかな??ちょっと一緒に考えてみましょう。
長くなりますがお付き合いください。


赤ちゃんは産まれてから全てが初体験の事ばかり。
実に沢山の物事を観たり聴いたりして色んな事を観察しています。
その中で笑ったり泣いたりしながら、色んな感情が増えてきて、
言葉の意味が分からなくてもその場の空気も感じる事が出来ます。
そして、分からない事、気になる事などが出てきます。

それをうまく伝えるためにコミュニケーションが取れるよう、
表現方法も様々になってきます。そして言葉を覚え始めます。
1歳児位になってくると、ここぞとばかりに聞きたかった事を
すべて身近である一番信頼できる存在の親に聞いてきます。

「これなぁに?」期。

親である方なら皆さん経験があることと思います。
面倒な事もありますが、無意味に聞いている訳ではないので
時間の許す限り、向き合ってあげる事で信頼が増します。
同じ質問は、覚えたかどうか聞き返したりするのも手です。
そして色んな事を知っていき、更に成長していくと今度は、

「イヤイヤ」期。

冒頭の魔の2歳児と呼ばれるものかな。でも魔の2歳児ではなく
自我が出てきて良いこと悪いことを確認していく為のことです。
実はお腹の中から聞いたり感じたりしたこの3年前後で、既に
良いこと悪いことの判断はある程度出来るようになっています。
その上で言われた事に反抗するのは、限度を知る為。そして大事なのが
信頼する親が自分をきちんと導いてくれるのか試しているとも言えます。

なので、ここで親はしっかりしないといけません。
一度教えたことは子供の主張で意見を曲げないこと折れないこと。
時には厳しくともしっかり導いてあげることが大切だと思います。
ただ、説明も無く否定したり叱っても伝わらないので
ここではしっかり理由を説明する事も大切です。
理解してくれた時は思い切り褒めてあげる事も忘れずに。

あまりにもグズった時、例えば周りの目があったり時間が無いと、
「仕方ないなぁ」となることもあるかもしれません。
今の時代、親が批判の的になることは多々ですから、、
外では穏便にしたいですよね。なので仕方ないこともあります。

その分おうちではそういう時こそ出来るだけ時間を取って
しっかり導いてあげるように頑張って欲しいです。
親が一度言ったことはぐずって大泣きしても大暴れしても
曲がらないと言うこと、限度が分かれば、
外で大変なことも無くなって来るはずです。

そこが曖昧になると、3歳児には反抗期、等聞きますがそうではなく
限界を決める主導権を子供たちが持たないといけなくなります。

グズったらなだめてもらえる反抗しても甘えられる楽な道を作らず、
確認のための導きを求めている時期に親がしっかり導いてあげないと
子供たちが自分で限界を決めるしかなくなってしまい、
逆に子供たちに負担をかけることになります。
いつも怒ってイライラしていたり反抗的や攻撃的になったりするのも
子供たちにとって本当にストレスの積み重ねになります。

なので「これなぁに?」から親に確認(反抗)をし始めたら
しっかり導いてあげてくださいね。
「これなぁに?」よりも前、言葉より先に分かる事もあります。

そして言うことが聞けたら、思い切り褒めてあげてください!

反抗している時間より、言う事を聞いて褒められた方が
何倍も嬉しいし気持ちがいい事を教えてあげてください。

魔の2歳児も、3歳の反抗期も、導き次第です。
大変なことも多いと思いますが、一緒に頑張っていきましょう☆

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2015年02月05日
コメント
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