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異年齢保育の素晴らしさ

私自身、生まれた時から異年齢保育で過ごしてきて

1999年に保育園を開設してからもずっと異年齢保育を徹底してきました。


ここでは異年齢の特徴を生かし、大きい子は小さい子のお世話を小さい子は大きい子を見て学ぶ

と言う事を教えていくためある時、一番大きい子から一番小さい子の担当を決めました。

お散歩に行く時は自分の担当の小さい子の靴を履かせてあげたり授乳やお着換えの

お手伝いもしてもらいました。泣いた時にはあやしにいってくれたりもします。

そして出来た時には毎回褒める事を心がけていました。


すると、それを見ていた子達がこぞって担当の子以外のお世話を

自主的にしたがるようになっていきました。


ある時は2歳児が月齢が少し下の子のお着換えのお手伝いをしていたり

1歳児が乳児のゆりかごを揺らしてあやしてくれていたり

とても微笑ましい光景がたくさん見られました。


通常の保育園で行われている同年齢保育では、成長の差が極めて目立ちやすく、

劣等感が生まれやすいという問題があります。

成長の差から出来ない子を馬鹿にしたりいじめに繋がることもあります。


出来ることをさせて貰えず自己肯定感が損なわれるという問題もあります。

実際、うちから認可園に転園した子の中でうちでは色々出来ることが沢山あって

褒めてもらえる機会も沢山あったのに、認可園に転園したことで目的を失い

入園月から行きたくない、と。園に慣れてからも、園から脱走したり

反抗したりする事が目立ち何度も呼び出しを受けているといった話もありました。


これから異年齢合併保育を推奨していけるよう色んな分野から働きかけ、

誰でも自由に預け先を選べる世の中になるといいなぁと祈っています。


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2021年10月01日
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